歌詞の和訳 No.073
Shir Eretz
シール・エレツ

1.
 エレツ・シェヨシュヴェイハ・ヒー・オヘレット
 ヴェザヴァット・ハラヴ・ウドゥヴァシュ・ウトゥヘレット
 リフアミーム・ガム・ヒー・アツマー・ゴゼレット
 エト・キブサット・ハラシュ

 エレツ・シェマトゥクー・ラー・レガヴェイハ
 ウムロヒーム・カベヒー・コル・ホフェハ
 シェナトゥヌー・ラー・オハヴェイハ
 コル・アシェル・ヤフルー・ラテット

くりかえし
 シャヴ・ヘハツァヴ・ラヴァン・リフロアフ・シャム
 バデレフ・イェヒディ
 ヴェハヤスミン・ヤシーヴ・ニホーアフ
 スドット・ハズマン・シェラー・ハアヴディーム

 エレツ・シェマトゥクー・ラー・レガヴェイハ
 ウムロヒーム・カベヒー・コル・ホフェハ
 シェナトゥヌー・ラー・オハヴェイハ
 コル・アシェル・ヤフルー・ラテット

2.
 コル・アヴィーヴ・シャヴィーム・ラー・サヴィヨネハ
 レハソット・エト・コル・キムテイ・パネイハ
 ルーアフ・ハカイツ・エツェヴ・アバネイハ
 イェラテフ・バオール

 シャヴ・ハスタヴ・イム・コヴェッド・アナネイハ
 ラアトフ・アフォール・エト・コル・ガネイハ
 ヴェハホレフ・エト・シュムロット・エイネイハ
 ハボホット・イスゴール

くりかえし
 シャヴ・ヘハツァヴ・ラヴァン・リフロアフ・シャム
 バデレフ・イェヒディ
 ヴェハヤスミン・ヤシーヴ・ニホーアフ
 スドット・ハズマン・シェラー・ハアヴディーム

 シャヴ・ハスタヴ・イム・コヴェッド・アナネイハ
 ラアトフ・アフォール・エト・コル・ガネイハ
 ヴェハホレフ・エト・シュムロット・エイネイハ
 ハボホット・イスゴール


そこに住む人々を焼き尽くす大地
そこには乳と密が流れ、紺碧の空がある
ときとして彼女自身が奪い取ってしまう
その最後のわずかなものをも

そこにある土くれが好ましいものに変えた大地
すべての海辺は涙のように塩辛い
彼女に私たちは愛を注いだ
与うる限りのすべてを


白いカイソウ※1はそこに花咲くために帰ってきた
その道ばたにひっそりと
そしてジャスミン※2は再び香りを放つ
失われた彼女のときの流れの

そこにある土くれが好ましいものに変えた大地
すべての海辺は涙のように塩辛い
彼女に私たちは愛を注いだ
与うる限りのすべてを


春ごとにノボロギク※3が咲き乱れる
大地のひだをすべて覆い隠すために
夏の風は大地の石の悲しみを
光の中でやさしく撫でるだろう

秋がその雲のおもくるしさとともに戻ってきた
すべての庭を灰色に包み込むために
そして冬は涙で濡れた大地のひとみを
そっと閉じるだろう


白いカイソウはそこに花咲くために帰ってきた
その道ばたにひっそりと
そしてジャスミンは再び香りを放つ
失われた彼女のときの流れの

秋がその雲のおもくるしさとともに戻ってきた
すべての庭を灰色に包み込むために
そして冬は涙で濡れた大地のひとみを
そっと閉じるだろう




踊り方の参考に:シュロモ・ママン氏振付1984
 שיר ארץ Shir Eretz
(振り付けたご本人が踊っている動画が見つかりませんでした。あしからず)

※1:カイソウ  地中海沿岸やカナリヤ諸島に分布する多年草。重さが 2kgにもなる巨大な鱗茎(タマネギのようなもの)をもっており、そのため英語で"sea onion"と呼ばれ、和名も「海のネギ(海葱:かいそう)」となっている。ハマユウに似た葉を出し、葉が枯れた後、高さ1m以上になる花茎を伸ばし、白色の花を多数総状につける。

※2:ジャスミン  アジアからアフリカの熱帯あるいは亜熱帯地方が原産。ほとんどの種は白または黄色の花を咲かせる。いくつかの種では花は強い芳香を持ち、香水やジャスミン茶の原料として使用される。





▲イスラエルの切手
カイソウの花


※3:ノボロギク  世界中の寒冷地~亜熱帯に分布する越年生または一年生の広葉雑草で、別名:オキュウクサ、タイショウクサ。

意訳あり。誤訳やもっと適切な言葉が見つかれば今後訂正することも視野に入れています。お気づきになったことがあれば教えてくだされば大変ありがたく思います。
2018.08.10

   代表@クジラ
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