歌詞の和訳 No.054
Na'ale Na'ale
ナアレー・ナアレー

1.
ヤド※1・ベヤド・ニテナー・ロー・ナルペー・ラアド
ヴェナクム・ケイッシュ・エハッド
キー・サバルヌー※2・ダイ・ミノフリー・メアシュマダイ
ロー・ヤダアヌ・アド・マタイ

ヴェナクム・キグヴァリーム・パアメヌー・ラスィーム
エル・モル・ハミフショリーム
ロー・ニラー・オッド・ミザル・ヴェサフェク・ロー・ノタル
ナシュヴァー・ベイテイヌ・レハキーム

くりかえし
 ナアレー、ナアレー
 ロー・ニソヴ・シュヴ・レアホール
 ゾ・ハデレフ・バー・ネレフ
 ゾ・ハデレフ・エル・ハドゥロール※3
 アド・ナヴォー・バー・ネシェヴ
 ヴェナフリアフ・コル・ガイ・ウマツォーク
 ヴィバレフ・エロヒーム・エト・バナヴ・ハシャヴィーム
 メラホーク

2.
ヤド・ベヤド・ニテナー・ニシュカフ・エト・ハアヴァル
ニツアド・エル・ハマハル
ミヤルデン※4・ヴェアド・ヤム、ミダロム・ヴェアド・ゴラン※5
ヒー・シェラヌ・レミシュカン※6

ミドレイ・ハドロット・バー・ハファルヌ・ボロット
ナタアヌ・イラノット
ロー・イタム・ハマサア・アド・アシェル・バー・ネダア
シャローム・ヴェシャルヴァー・バー・ミタア

くりかえし
 ナアレー、ナアレー・・・

手を取り合おう、もう見過ごしにしない
一人の人間として立ち上がろう
私たちは異邦人やアシュマダイ※7に耐えてきた
それはいつまで続くのかわからなかった

男らしく立ち上がり、私たちの心を据えよう
困難に向かって
もう異邦人を恐れない、迷いもない
(私たちの国に)戻って家を建てよう


さあ、上っていこう!
もうあともどりしない
それは私たちが歩んで行く道
それは自由へ通じる道
私たちはそこへ帰っていこう
すべての谷や崖に花を咲かせよう
主は遠くから帰ってくる自分の子らを
祝福される


手に手を取り、過去を忘れ
そして明日に向かって踏み出そう
ヨルダン川から地中海まで
南からゴラン高原まで
そこは私たちの住まい

何世代にもわたって私たちはそこに穴を掘り
木を植えてきた
その旅路は私たちが知るまで終わらない
平和と静寂を私たちが根付かせるまでは




この歌を歌っている歌手として、ツィオン・ゴランダクロンの両氏が有名ですが、youtubeで聴いていると部分的に言葉が違っていたり、同じ人物でもときによって別の言葉を使っていたりするので、私の聞き取れた範囲で注釈を付けました。
※1:「ヤド」(手)ではなく「テン」(give)とも。
※2:「サバルヌ」(私たちは耐えてきた)ではなく「パハドゥヌ」(私たちは恐れてきた)とも。
※3:「ハドゥロール」(自由、解放)ではなく「ハオール」(光)とも。
※6:「レミシュカン」(住まい)ではなく「レミシュマル」(守り、見張り)とも。

その他
※4:「ヤルデン」 イスラエルとヨルダンの国境を流れる川。ガリラヤ湖と死海を結ぶ。
※5:「ゴラン」 イスラエルの北部にあるゴラン高原。第三次中東戦争でイスラエルがシリアから奪取。
※7:「アシュマダイ」 この言葉がよくわかりませんでした。イディッシュ語(東ヨーロッパのユダヤ人が使っていた、ドイツ語の一方言)で「悪魔」「災いをもたらすもの」という意味だと、あるウェブサイトにはありましたが・・・。少しお時間をください。
 PS:
 ヘブライ語版のウィキペディアには、「普遍的なユダヤ人およびキリスト教の伝統の悪魔の王。 ペルシア語に由来する」とありました。(2018.07.30)

全体的にまだしっくりしていないところが多いと反省します。単語の意味や日本語の表現等で新たにわかったことがあれば、後日訂正を加えることがあるかと思います。お気づきなったことがありましたら、教えてくだされば幸いです。
2018.07.29

   代表@クジラ
   e-mail israelidancetokyo@gmail.com