歌詞の和訳 No.017
Shambechi Yerushalaim
シャムベヒー・イェルシャライム

 

シャムベヒー・イェルシャライム・
エト・アドナイ
ハレリー・エロハイフ・ツィオン

キー・ヒゼク・ベリヘイ・シェアライフ
ベラフ・バナイフ・ベキルベフ

ハレリー・エロハイフ・ツィオン

 (旧約聖書:詩篇第147編より)

エルサレムよ、
主をほめたたえよ
シオンよ、あなたの神を賛美せよ

主はあなたの門の貫の木を堅くし
あなたのうちにいる子らを祝福されるからである

シオンよ、あなたの神を賛美せよ



 ツィオン(シオン)とは、エルサレムが立っている丘のことを意味します。
シオンの丘は古来からイスラエルやユダヤ民族を象徴する言葉でした。
ユダヤの民は、紀元70年のローマ軍のエルサレム神殿破壊により本格的に始まったその離散以来、実に2000年の長きにわたってシオンの地を慕い続けてきました。

 2000年前に追放されたこのシオンの地へ帰還して、民族の復興と存続をはかろうとする運動が19世紀後半から台頭し始めました。(シオニズム)
これにより東欧をはじめ各地からのユダヤ移民がシオンの地を目指しました。
 シオニズムの先駆者の一人、テオドール・ヘルツェルは1897年スイスのバーゼルにおいて第一回シオニスト会議を開催、「もし君たちが欲するならば、それは神話ではない」という有名な言葉を残しています。
彼の死後、半世紀を経てイスラエルはついに独立を達成しました。


   
  ▲ヘルツェル氏の肖像画の切手:Israel

   代表@クジラ
   e-mail israelidancetokyo@gmail.com