歌詞の和訳 No.095
Mi Zot
ミー・ゾット?

1.
 ミー・ゾット・オラー・ミン・ハミドバル
 メクテレット・モール・ウレヴォナー
 ケティメロット・アシャン
 ニセエト・バアピルヨン
 メアツェイ・ハレヴァノン
 メルカヴォー・アルガマン
 ヴェトホー・ラツーフ・アハヴァー

くりかえし
 ミー・ゾット?
 ゾット・アハヴァティ
 ヨナティ
 タマティ
 ゾット・ヒー・シェアハヴァー・ナフシー

2.
 ミー・ゾット・オラー・ミン・ハミドバル
 ケモー・シャハル・ニシュケファー
 ケハマー・バラー・タマー
 ツァフォン・ペエル・ロシャー
 ハレヴァナー・ニズラー
 マルヒヴァー・カニドゥガロット
 コフヴェイ・マロム・レツファー

くりかえし

3.
 ミー・ゾット・オラー・ミン・ハミドバル
 ミトラペケット・アル・ドダー
 ベガアグア・ヤシャン
 シャム・タハット・エツ・ハタプーアフ
 オレルティフ・バアハヴァー

くりかえし
  ・・・・・・・・・・・・



荒野から上ってくるこの人(女性)はだれ?
没薬と乳香のかおり
煙の柱のような
輿(こし)に乗って運ばれてくる
それはレバノンの木々で作られ
その敷き布は緋色(ひいろ)に染められている
その中には尽きることのない愛が


これは誰?
それは私の愛する人
私のはと
私の全き人
それが私の魂が愛した人


砂漠からやって来るこの人はだれ?
しののめのように見え、
太陽のように輝き、欠けるところがない
北風と麗しさは彼女の頭に
月が光を放つ(ようだ)
旗を立てた軍勢のようにおどろくべき
天の星たちがちりばめられている




砂漠から上ってくるそれはだれ?
愛する人に寄り添っている
昔からのあこがれをもって
あのりんごの木の下で
私は愛をもってあなたを呼び覚ました


 ▲ イスラエルの切手:古代の紋章


この曲の歌詞は旧約聖書「雅歌」(がか)の複数の箇所から部分的に抜き出されていると思われます。3章6-11節、6章10節、8章5節など。
「雅歌」は男女の愛を歌ったもので、古代ヘブライ王国のソロモン王による作詩と言われています。(作者は別にあるという説もあり)
ユダヤ教では神とユダヤ民族の、キリスト教では神と教会の愛を表現したと解釈することがあるようですが、個人的には恋する男女が相手を想って歌った言葉と理解する方が自然かなぁと考えています。
今回の和訳は聖書の原文(ヘブライ語聖書)、日本語聖書とにらめっこしながら頑張ってみたのですが、部分的に確信が持てなかったり、適切な言葉が見つけづらかったりしたところもあり、正直自信が持てません。今後訂正を加えることもあるかと思います。2017.05.04

   代表@クジラ
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